家具を選ぶとき、あなたはどこが気になりますか?家具は頻繁に買い替えないですから、選ぶときは慎重に考えたいですよね。どうしてもデザインに目が行きがちですが、家具選びには他にも気をつけておきたいポイントがあります。今回は、あなたのお家にぴったりな家具の選び方を10例ご紹介します。
まずは欲しい家具が部屋にある状態を想像してみましょう。色やデザインはその部屋とバランスが取れていますか?雑誌やオンラインで見た家具のレイアウトが、自分の家でもできるかどうかも考えます。
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家具はデザインだけでなく、機能面にも注目します。必要な機能は部屋の広さによって決まる場合もあります。例えばベッドルームに収納が少ないなら収納付きベッドにするかどうか、ダイニングのスペースが狭ければ、ダイニングテーブルは天板が伸長可能かどうかといった点を意識して選ぶとよいでしょう。
オンラインなどで見た家具は、実店舗で下見して使い勝手を確認しておくと安心です。色や素材感は実際に見て確かめる方が失敗は少なくなります。
ソファやベッドは身体に直接触れるもの。日々の疲れを癒し健康的な暮らしを送るためにも、必ず座り心地や寝心地をチェックしましょう。
具体的に欲しい家具が決まったら家具のサイズを把握し、置きたい場所の広さを測っておきましょう。インテリアショップではそれほど大きく見えなかった家具が、自分の家ではやたら存在感がある… といった失敗を防ぐことができます。
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部屋に対し家具のサイズが大きいと、思った以上に圧迫感のある部屋になってしまいます。部屋の大きさは広さだけでなく、天井の高さも意識してください。窓の位置、柱や梁の出にも気をつけましょう。下がり天井や壁に柱の出があると、家具を置くことで想像以上に部屋が狭く感じられることもあります。
家具と部屋のバランスに迷ったら、カラーコーディネートを意識します。部屋を広く見せさせたいなら白い家具を選ぶとよいでしょう。白い家具は白が基調の床や壁に溶け込み、狭さを感じさせないインテリアにしてくれます。
大型の家具を購入するときは、玄関から部屋までの搬入経路にも注意しましょう。特にマンションの場合は、エレベーターに入るかどうか、共用廊下や踊り場を通ることができるかなどを前もって確認してください。
気に入った家具はできるだけ長く愛用したいもの。とはいえ、使っていくうちに少しずつ劣化していきます。経年劣化に対してどのような工夫がされているかもチェックしたいポイントのひとつです。ソファのクッション部分、テーブルの脚、収納扉の蝶番や引き出しのスライドレールなど、傷みやすい部分を重点的に見ておくことをおすすめします。
家具は大きな買い物です。衝動買いせず、計画的に購入しましょう。現在はお手頃価格のおしゃれな家具もたくさんあり、インテリアショップで目についたものをつい買ってしまいがちです。でも、本当に気に入って買ったものより大切にできないことも。不要になったり壊れたらすぐに買い替えるということを繰り返していては、ゴミは増えるし処分代もかかります。
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