人工大理石とは違う?人造大理石「コーリアン」が人気のワケ

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天然の大理石の代用品として、キッチンや浴室など、水周りの設備などに用いられる人工大理石。コストパフォーマンスにも優れることから、一般家庭にも広く利用されています。中でも米国デュポン社の開発により生まれた人造大理石のコーリアンは、その美しさやその耐久性、施工性などのメリットにより、国際的に評価され、高い人気を誇っています。今回の記事では、コーリアンの性能や、メインテナンスの仕方、それに使用例をご紹介したいと思います。

コーリアンって?

コーリアンとは、デュポン社の人造大理石で、天然の鉱物室を主体に、メチルメタクリート樹脂を化学的に融合させたメタクリル樹脂強化無機材からできています。人工大理石の素材が、石材ではなく樹脂なのに比べ、人造大理石は、天然の大理石を粉砕し、樹脂で固めた半人工素材。高級感のある質感で見目も良く、加工がしやすいので、インテリア素材に用いられ、その上耐久性も高いという優れもの。天然の素材のデメリットを解消し、しかも限りなく自然の素材に近づけました。
アーキシップス古前建築設計事務所が設計を手掛けたこちらのお住まいは、見晴らしの良い角地に建つ邸宅です。2mを超えるキッチンアイランドのカウンタートップには、コーリアンが使用されています。温もりのある白い素材が、面材のチェリーともなじみ、スタイリッシュな印象のキッチンですね。

写真:芥子富吉

デザイン性

デュポン社が誇るコーリアンは、加工性に優れ、天然の石材では困難な、現場の寸法調節や穴あけも簡単です。特別な工具が必要ないので、現場対応がしやすい素材なのだそう。美しい質感とともに、豊かなデザイン表現が可能だということ。
ティー・ケー・ワークショップ一級建築士事務所が設計を手掛けたこちらのお宅は、モダンなアイルランドキッチンが使い勝手が良さそうです。背面棚のカウンターはチャコールグレーの人造大理石、コーリアン仕上げ。微妙な色のバリエーションが多いのも、インテリアデザインには嬉しい点ですね。

耐久性

人工大理石は、天然の大理石に比べると傷つきやすく、熱に弱いのですが、コーリアンは優れた耐衝撃性を持ち、傷つきにくいというメリットがあります。また、耐熱性にも優れ、280℃に熱された鍋を5分間放置しても、破損がなかったという研究結果も。まさに、キッチン向きの素材ですね。

メインテナンスは?

毎日のお手入れですが、均質なソリッド材のため、汚れも滲みにくく、普段はキッチン用洗剤を浸した台拭きだけで、拭き取るだけ。もし汚れが落ちない場合は、水を含ませたメラミンスポンジで軽くふき取ると良いでしょう。コーリアンは通常の使用範囲内においては、傷がつきにくい素材なので、メインテナンス性にも優れています。万が一、表面に傷がついた場合は、サンドペーパーで軽く磨いたり、することで元どおりにすることもできます。商品の素材によって、サンドペーパーの目の粗さが変わってきますので、一度確かめてから修繕に取り掛かられることをお薦めします。

コーリアン in キッチン

耐久性、デザイン性、見た目とどの点を取っても、キッチンのインテリア向きな素材のコーリアン。毎日の簡単なお手入れだけで、新品のような美しさを保て、傷を自分で修繕できるというのも嬉しい点ですね。明度の高い色を選べば、キッチンが明るくなり、エレガントな雰囲気を演出するのにも一役買ってくれそうです。

階段に

コーリアンが活躍するのは、キッチンだけではありません。例えばこちらの階段は、人造大理石で造られたもの。他のどの素材とも違った印象です。

バスタブに

そしてこちらのバスタブもコーリアンを使用。モダンなバスルームに、滑らかなフォルムのバスタブが馴染んでいます。人造大理石のバスタブ、セラミックとはまた違った手触りなのでしょうか?一度試してみたいものですね。

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