収納の悩みは住まいの悩み… 。機能的な収納があるかないかで暮らしの質まで左右されると言っても過言ではないでしょう。今回紹介するのは独創的かつ機能的な収納デザイン五つです。もしかしたらあなたの悩みを解決するアイデアが見つかるかもしれません!
それぞれの個室に小さな収納を設けるよりも、家族全員分の収納を全部一箇所にまとめてしまおう!というアイデアを形にしたのがこちらの住宅です。ミニマルデザインで空間を最大限に活用、どんな分厚いアウターもかさばるニットも収納できそうです。畳んだ洗濯物は片付けが一箇所で済むので時短ですし、個室に収納家具が不要なのでベッドやデスク、そして小さなキャビネット程度で部屋を広く使うことができますね。
収納やウォークインクローゼットを作るのはプライベート性の高い寝室や室内でも奥のスペース、というのが一般的かもしれません。しかし、家の入口である玄関に収納スペースがあると実はとても実用的なんです。靴や傘だけでなく、かさばる冬物のアウターやマフラーなどの防寒具、大きくて重いスーツケース、アウトドアグッズ、子供の遊び道具や習い事セット‥等、帰宅後すぐに指定の置き場があれば部屋が散らかりませんし、外からの汚れや花粉を室内に持ち込まずに済みます。水やお米などパントリー的に使うのもあり!
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の玄関を紹介しています。◀
和室の収納は押入れが古典的ですが、現代の生活では少し不便さを感じることもあります。布団の上げ下げがないのであれば和室でもクローゼットタイプの収納が使いやすいでしょう。さて、こちらの和室の収納はさらに進化しています。収納棚が隣接する洗面脱衣室に抜けており、和室・脱衣室両側から使えるという機能的なデザインなんです。奥にしまった物に手が届かない… なんてことも避けられます!
大容量の収納は欲しいけれど部屋が狭いので圧迫感が気になる… という場合はこちらのような吊り型キャビネットがおすすめです。足元が空くため床面積が消耗されず、部屋の広がりを損ないません。また、扉にはツヤ感のある素材や全面ミラータイプを選ぶと映り込みにより、部屋の広さが二倍に見えるという錯視効果が得られます。もちろん姿見代わりとしても機能します!
階段下を収納スペースとして活用するアイデアは一般に浸透していますが、こちらは階段室の壁を収納に活用しています!靴箱として設計されていますが、その細かい仕切りは小道具やファッション雑貨、こどものおもちゃなどを収納するのにも適しています。扉付きなので見た目すっきり、段を上がる度に小さくなっていく様子はどこかキュートな印象です。
クレジット: IRO creative factory Takahiro Funami
【 収納についてはこちらの記事でも紹介しています】
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