セルフリノベーションOKのプロジェクトマンション

SHOEI DOWNSTAIRS, 株式会社SHOEI 株式会社SHOEI Commercial spaces
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リノベーションは、古い物件を利用して新しい住空間や店舗空間をつくるという目的があります。しかし、賃貸住宅においては、古くなった物件を現代のライフスタイルやインテリアに合わせてリノベーションを行うことで価値を高め、入居希望を増やすことができるという役割も果たします。欧米では、賃貸住宅もセルフでリノベーションすることも当たり前になっていますが、日本ではまだまだ一般的ではありません。今回ご紹介する物件は、築27年の鉄筋コンクリート賃貸マンションを、セルフリノベーション可能な物件として入居募集するためのモデルルームです。DIYやリノベーションによって物件の価値を上げ、また好みのインテリアを楽しんでもらうことができる物件として株式会社SHOEIが提案するプロジェクトです。

Before:時代を感じるコンパクトなキッチン

リノベーション前のキッチンはコンパクトで調理スペースがありません。経年変化を感じる色合いも寂しい印象を与えます。この部屋は半地下にあるということもあり、いちばん人気もありませんでした。

After:リノベーションで配置を大胆に変え洗練されたキッチンに

キッチン全体の配置を変え、広々としたステンレスのモダンなキッチンへ生まれ変わりました。壁面にはサブウェイ風タイルをあしらい、人気のあるニューヨークスタイルを感じる洗練された雰囲気になりました。ステンレスのキッチンはシンプルでスタイリッシュな印象を与えますが、実は厨房などにも採用されている通りお手入れや掃除もしやすく実用的な素材です。雰囲気や配置を変え使い勝手を高めることができるのもリノベーションの利点です。

Before:殺風景で特徴のない部屋

リノベーション前の部屋は、天井のジプトンが経年変化による褪色があり清潔であっても薄汚れた印象を感じてしまいます。蛍光灯の照明も特徴がなく、あまり魅力的な雰囲気にはなりません。

After:躯体の質感を生かしギャラリーのような空間に

部屋全体の内装は、壁紙と天井の素材を取り払いコンクリートの躯体にペンキで仕上げて質感を生かしています。床と天井はコンクリートそのものの色でクールさを出し、壁面のアイアンを使った家具との調和を図っています。逆側の壁面にはチョークボードペイントを施し、自由に絵や文字を描いて楽しめるようなスペースも設けられています。半地下ということもあり少々暗いイメージを、壁面をダークな色にすることで昼間の光をより際立つように工夫されています。

After:タイルを使った海外インテリアのような洗面台

ホワイトのタイルをあしらった洗面空間は、全体が同じ色でありながら、大きさや形状でアクセントを加え、グレーの目地を使うことでまるで海外インテリアのような雰囲気を感じる空間になりました。ステンレスのアメリカ製のミラーや、楕円のボウル、ヴィンテージ風の蛇口でコーディネートされた空間は、現代に多いシステム洗面台にはない味わいを感じます。床のハニカム型タイルはモザイクパターンがデザインされ、NY風デザインのポイントともなっています。

After:リノベーションで実現したこだわりの照明演出

全体的な照明はスポットライトやペンダントライトによって演出性が増し、ギャラリーのように使うことができる一室になりました。メインのペンダントライトはアメリカのヴィンテージものがセレクトされ、エジソンランプのようなレトロな電球もさらに雰囲気を高めるポイントになっています。オリジナルで制作されたヴィンテージ風のテーブルに、スチール製のチェアを組み合わせインダストリアルな部屋が出来上がりました。

リノベーションについては、こちらの記事でも紹介しています。

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