家を設計するときに使えるソフトウェア

林 直樹 林 直樹
Em meio à Natureza, Izabela Kassar Moretzsohn Arquitetura Izabela Kassar Moretzsohn Arquitetura Rustic style house
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家を建てる時、どうやってアイディアをまとめるべきでしょうか。homifyをみてインスピレーションを膨らましたあとは、家族のいろいろな要望を書き出してみたり、スケッチを描いてみたりでしょうか。どれも正しい方法ですが、やはりそれは頭の中で描かれた世界。実際に建築家に依頼してみると少し想像と違ったりするかもしれません。それなら、いっそ自分でデザインしてみませんか?確かに建築基準法などのチェックは建築士の資格が必要ですが、理想の家を「デザイン」するのに資格は入りません。この記事では、自分の家をデザインするためのソフトウェアをご紹介します。

SketchUP

スケッチアップはとてもシンプルで直感的に使えると言われている三次元デザインソフトウェアです。無償版が存在するので、プロ・アマチュア問わず広く普及しています。もともとGoogleの傘下だった自体もあるためGoogle Earthとの連携もできます。レンダリングもできますので、かなりリアルなインテリア・エクステリアデザインを実現することができるでしょう。有償版をこ運輸する前にまずは一度体験をしてみた上で、いろいろやりたいことが広がってきたら、有償版を購入してみてください。オンラインには様々なヒントがありますので、初心者にもおススメできるソフトウェアです。

Homestyler

ホームスタイラーは平面プランから設計するタイプのモデリングソフトです。このソフトウェアはAutodesk社という実際に建築家が使うソフトウェアを開発している会社が提供しているウェブアプリケーションで、無料で使用できます。サンプルを組み合わせるだけで簡単に三次元モデルを組み立てられるので、インテリアデザインに向いているソフトウェアといえるでしょう。またウェブで公開もできますので、簡単に共有することが可能。ただ日本語版がないので、英語のみで使用する必要があります。

HomeByMe

ホームバイミーも同様のインテリアに特化したデザインアプリケーションです。アイディアをリアルに形作りソフトウェアですが、こちらも無料で提供されています。かなり本格的なインテリアデザインができますので、ホームスタイラー同様、トライしてみたいソフトウェアのひとつです。また公開ギャラリーがありますので、同じくユーザー同士で評価しあうことも可能です。

pCon.planner

ピーコンプランナーはプロフェッショナル向けに開発されているインテリアデザインソフトウェアです。プロフェッショナル向けと言いますが、一般の方にも簡単に使えるようになっています。三次元のインテリアを直感的にデザインできるため、アイディアを形にするのに一役買ってくれるはず。ただしこちらも英語のみのソフトウェアになっています。オンラインフォーラムでは様々なトピックがありますので、困った時はぜひいろいろ質問してみてください。

AutoCAD

ホームスタイラーと同じオートデスク社の製品で、本格的なプロ使用のソフトウェアです。設計用ソフトウェアとしてはかなり長い歴史を持ち、今でも建築士が図面を書く時に使用しているソフトウェアのひとつです。しかしソフトウェアの更新とともに、インテリアの3次元デザインなどにも対応しているため、本当に真っ白なところから全て設計したいという方にはオススメのアプリケーションです。日本語にも対応しており、オンライン上から膨大なヒントが得られるはず。プロフェッショナル用ということですので、無料ではありませんが、価格に見合ったデザインができるソフトウェアといえるのではないでしょうか。

Revit

レヴィットはAutoCADと同じくオートデスク社が提供するソフトウェアですが、AutoCADよりもさらに建築現場に近いデザインができるソフトウェアで、構造設計のモデリングから、機械、電気、配管などのかなり実務的な設計ができるソフトウェアです。こちらはアマチュア向けと言えるソフトウェアではありませんが、本格的に家を設計してみたいという強い熱意があればAutoCAD同様、真っ白なところからデザインできるアプリケーションといえるでしょう。写真は小野里信建築アトリエの高林東町の家。家を設計する時にかんがるべきことのヒントはこちらから。

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