素敵な和モダンな家10選

景色と共に生きる家, 株式会社古田建築設計事務所 株式会社古田建築設計事務所 Modern home
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和モダンな家の外観はやはり魅力的です。和モダンな家の外観には、日本らしさと欧米スタイルを併せ持ち、古き良き日本の伝統美と現代の建築技術がコラボレーションしたデザインは、温もりがありながら静けさや爽やかさをも追求した素敵なデザインが多く見られます。今回は、そんな素敵和モダンな家の外観を10軒ほどご紹介致します。

素敵な瓦で揃えられた大屋根の家

こちらの素敵な和モダンな家の外観は、愛知に拠点を置く「宝角建築アトリエ」がデザインした作品、その名も「KAWARA」。低く構えた平屋のように低い住宅の上を美しい瓦で一面を覆い、モダンなデザインながら「和」を強調した作品です。むくり屋根という日本独自の屋根設計を採用し、江戸時代の建物を思わせるような雰囲気を醸し出しています。やっぱり家外観が和風の住まいは上品さがあります。


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縦格子x横格子でプライバシーを守る素敵な和モダンハウス

こちらは格子でつくる家外観の和風モダン。2種類の格子から夜景に小漏れ出す室内の明かりが、周りの住宅とのデザインと一線を引くこちらの和モダンな家の外観。提灯のように暖かい光で包まれたこちらの家は、愛媛にある「高岡建築研究室」が手掛けたsaijo houseと呼ばれるもの。インテリアは畳を中心にした和室が多く、しかしながらモダンなデザインインテリアをちりばめることで、新しさを感じることが出来る室内空間を作り上げています。


【モダンな住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 素敵な中庭のある家10軒!

景色に溶け込む家外観が美しい和風モダン

こちらは兵庫県を拠点に活動する株式会社古田建築設計事務所が手掛ける和モダンな家の外観です。古くからある集落、背後にそびえる山々の景色を、いかに住宅と調和させるかを閑雅て設計されました。外部の仕上げは、周辺の風景に馴染むように漆喰や杉板などを使用し、内部は無垢の木材や調湿作用がある自然素材を使用した洋室になっています。「和」の良いところと、「洋」の良いところを併せ持った素敵な住宅です。


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インパクトのある家外観でつくる和風モダン

こちらは奈良県生駒市に建つ、陶芸工房を組み合わせたご夫婦のための住宅です。京都を拠点に活動する建築工房AT EASEが手掛けました。建てられたのは北下りの傾斜地、さらに東西にも傾斜した前後左右に高低差のある土地。南北に長い形状のボリュームを抑えるために建物を3つに分割したような形とし、ガルバリウム鋼板を2色使いとすることでインパクトのある外観となりました。そして、バルコニーの手摺に木板を貼ることでやわらかさとアクセントが効いた住宅が完成しました。

自然と一体化した家外観は、やっぱり和風モダンが一番

郊外の田園地帯に建つこちらの住宅は香川県を拠点に活動するエムアイ.アーキテクトが手掛けました。しっかりとした断熱を確保しつつも通風、採光なども確保し、自然を活かした住宅になっています。木が持つ自然の茶色と黒に近いこげ茶とコンクリートの色がマッチしていておしゃれな和モダンな家の外観を創り出しています。

記憶を紡ぐ建物

こちらは古屋付きの土地を購入し、建物を解体して新しい家を建てるプロジェクト。アーキシップス古前建築設計事務所が手掛けています。照明が木の格子にあてられ、見る角度によって変わる美しい印象を生み出しています。アプローチの石橋や踏み石は、旧家屋から引き継いでおり、家の記憶と言えるでしょう。昔の記憶を忘れず、かといってそれに縛られず形を変えて紡いでいくことも大事なことですね。

幻想的な建物

こちらは東京を拠点に活動する加藤將己/株・将建築設計事務所が手掛けた住宅。一見障子に見えるこちらは乳白のガラスブロックでできています。そして樹齢250年を越す甘柿の「禅次丸の木」を囲むように建てられました。この木は変わっていく時代の移り変わりをここでずっと見てきたのでしょうか。この木がかもしだす神々しさと、障子に見立てたガラスブロックからもれるやわらかな光が幻想的ですね。

温故知新な建物

こちらは奈良県を拠点に活動するやまぐち建築設計室が手掛けた日本の精神を形に現すような素敵な住まいです。受け継がれてきたおもてなしの精神、人に対する想いや細かな気遣いがこの住宅に宿っています。そしてこれからも受け継がれていくことでしょう。それと同時にシンプルでスタイリッシュなモダンを取り入れることで、歴史に囚われない新しさも良いことだと教えてくれる気がします。まさに温故知新を現したような住宅と言えるでしょう。

グローバルな建物

こちらは上記と同じTERAJIMA ARCHITECTSが手掛けた住宅。海外からのお客様を迎えることが多いこちらの家は、木の縦格子の風合いがモダンな中にほのかに和を感じさせてくれます。茶室の露地をイメージして作られた玄関も日本の和を感じさせてくれるでしょう。あまり気を張ることなく、居心地よく過ごしてもらえるのも和モダンの素晴らしいところだと思います。

優秀作品に選ばれた和モダン建築

こちらは高岡建築研究室が手掛けた、瀬戸内海と夕日を望む大きな回廊がある住まいです。日本建築家協会優秀建築選2009に選定された和モダンデザインは圧巻で、内装も黒と白のコントラストを用いた高級感漂うデザイン。さらには照明普及賞受賞したように夜間に映える照明が空間を美しく演出してくれます。

大きな箱に収まる建物

埼玉県東松山市に建つこちらの住宅は東京を拠点に活動する株式会社FAR EASTが手掛けました。大きな箱のような外観を持つこちらの住宅はシンプルな中に木の素材があることで、温もりを感じられ夜は照明でさらに柔らかな印象を与えてくれます。特徴的な大屋根はデザインだけでなく、冬の日差しを取り込みながら夏は直射日光を遮り、外部からの熱負荷の少ない安定した室内環境を作ってくれます。

photo by Nobumitsu Watanabe


【和モダンについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 和モダンな住まいにする6つの方法

※ こんな家に住みたい!お勧め和モダンの家30軒


究極のシンプルさ

こちらの和モダンな家の外観は、正面三枚の壁で構成された外観となっています。直線で織りなす和のシンプルさを究極に表わしたようなデザインは、柔らかい日本ならではの色が選ばれており閉鎖的な印象になりません。正面三枚の壁で閉じられた外見からは想像できない程、逆に室内はとても明るい空間が広がります。

和風ならではの外観色と美しい照明計画

こちらは伝統的な瓦屋根と美しい照明計画が魅力的な和モダンな家の外観です。まるで旅館やリゾートにいるような落ち着いた雰囲気が魅力です。夫婦の終の棲家としてデザインされたこの住まいは、全体を和風ならではのダークな色調でまとめ、大人の住まいといった印象を醸し出します。

クレジット: 撮影 岡本公二

追記:和風モダンと言えば、やっぱり平屋住宅

素敵な和風モダンといえば、やっぱり平屋住宅でしょう。こちらは大きなシンプルな形状の屋根ですっきりした外観をつくりだす平屋住宅。落ち着いた土間仕上げのような玄関やピクチャーウィンドウのようなおおきな窓と琉球畳の室内が美しい室内をつくります。

追記:和風モダンなカラーリングで

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