家をもっと素敵に演出するための五つのテクニック〜前庭編〜

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Riggsacre, Corbridge, MWE Architects MWE Architects Modern home
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家を建てればそれで終わり、というわけにはいきません。今回は建物そのものを触るのではなく、その前面に配置するフロントガーデン(前庭)をうまく演出することでさらに家を素敵に、快適にドレスアップさせるテクニックをご紹介します!

ロマンティックミステリー

フロントガーデンに魅力と少しのミステリーを追加したい場合には、このようなアーチを設置するのが最適な方法です。自立式で植物が生い茂ったものは独特のロマンティックな魅力を持っています。そう、幼い頃の日常に少しのミステリーとわくわくする冒険を与えてくれた”不思議の国のアリス”の世界のような… 。あなたのゲストはアーチの向こうにあるものにきっと魅了されることでしょう。こちらのエレガントな庭はキャロル·ホワイトヘッドガーデンデザインのもので、このプロジェクトにはズバリ! “鏡の国のアリス”というタイトルが付けられています。

水が持つ様々な効果

水もの演出にとって大切な要素です。日本庭園においても池がひとつの構成要素であったように、たたえられた水はその空間に静寂や平穏を演出し、水路を流れる水の音は涼しさやリラックス感をもたらすなど、水の使用は見た目だけでなく精神面にも働きかける様々な効果を持っています。本格的な池を設置するのは敷地面でも管理面でも難しいことが多いかもしれませんが、玄関へと続くポーチにこのような水路を設けるのはいかがでしょうか。忙しい一日を終え、帰路につく。家の明かりが見えてくると小川のようなせせらぎと風に揺れる緑の葉があなたを優しく迎える… 。隠れ家的スパのような雰囲気も持つリラックス感のある家に演出できますよ。

素朴な癒しの庭に

素朴で温かな雰囲気を演出したい、カントリースタイルが好き、というあなたにはこのようなスチール製のフラワーポットがお勧めです。 軽量なので庭作りの際にも、ガーデンパーティーの際にも簡単に移動ができますし、ホームセンター、花屋などどこでも気軽に手に入れることができます。合わせるのはラベンダーやハーブ、アジサイなどがお勧めですよ。少し錆びてきたものも味わい深くて素敵。

ミニマリストの庭に

住宅もインテリアもミニマルスタイルできめている、というミニマリストのあなたにお勧めなのはこのような幾何学的なシェイプを持ったプランターボックス。 ユニークな五角形のデザインは特別で、彫刻のような印象を抱かせます。そしてここにどんな種類でどんな形の植物を合わせるかはあなたのセンス次第!選ぶ植物によって全く印象が変わります。

屋外用照明

室内の照明を考えるのと同じように屋外用照明についても検討することが重要です。ムードのある照明は訪れたゲストに温かに歓迎されているという印象を与えることができ、また住宅にオーラを演出する良い方法です。そして屋外用照明には実用的な目的もあります。それは照明を設置することで潜在的な犯罪を阻止するという防犯効果。ただしむやみに明るくすれば良いというものではありません。もちろん強い照明を長時間使用すれば電気代が増えますし、近隣住民への迷惑にもなりかねません。家の構造を把握した上で的確な位置に照明を設置して家を雰囲気良くライトアップ、防犯用としては死角となる部分に人が近付くと反応するセンサータイプの照明を設置すると良いでしょう。

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