パノラマビューが楽しめる!変形敷地を生かした三角形のモダンな家

K.Yokoyama K.Yokoyama
パノラマの家, イン-デ-コード design office イン-デ-コード design office Living room
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今回ご紹介するのは、2階の南側に長い窓を取り付け、開放感のあるパノラマの景色が楽しめるようになった住まいです。変形敷地でありながら、それを上手に生かすことで快適な暮らしが可能となった住宅の構造にも注目です。このプロジェクトを手掛けたのは、栃木県宇都宮市を拠点に活動するインデコード design officeです。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

三角形の家

こちらは北側から見た住まいの外観です、敷地の形状が三角形となっているため、その形を生かして建物のフォルムも日当たりのいい南側に開いた三角形をしています。至ってシンプルな外観ですが、形がとても特徴的なので周囲から見ても個性的で独特な存在感を放っている様子が分かります。

LDKは2階に

こちらは道路に面した南側からの外観です。敷地は道路の地面より少し高い位置となっていますが、とはいえ一階のプライバシーは少し気になる所かもしれません。そこで、南側に開いたこの建物の作りを生かしつつプライバシーを確保するため、リビングをはじめ生活の中心となるLDKは2階に置いています。その2階には横長の大きな窓を設け、そこからは開放感のあふれる外の景色が思う存分楽しめるようになっているようです。見る方向によって住まいの印象が変わる外観もとてもユニークですね。

パノラマの窓があるLDK

こちらは建物の南面に直線状に長く伸びる2階LDKのリビング部分の様子です。この南面の建物の幅は22mもあり、その幅を生かしてパノラマビューが楽しめる窓が設置されています。また室内は、その窓の方に向かって開いていく勾配天井が特徴的で、開放感は抜群。パノラマの窓は少し高い位置に設置されているため、ソファなどに座ってくつろいでいるときは窓から空だけが見えるそう。座っている時と立っている時の見える景色が違うという点も面白く、またプライバシーの面から考えても、この窓の取り付け方はいいアイデアと言えそうですね。

時間の流れを楽しめるダイニング

こちらは長いLDKのダイニングキッチン部分。パノラマ窓からは、日中の空だけでなく夕暮れ時の美しい景色ものぞめ、一日中外の気配や時間の流れを楽しむことが出来ます。6mもの長さのあるダイニングテーブルは、家族での食事だけでなく例えばお子様の勉強机にも利用出来、キッチンで食事の支度をしているお母さまもその様子をうかがうことが出来るので安心ですね。開放的で景色の楽しめるこのダイニングなら、お子様の勉強もはかどりそうです。

便利な階段収納

こちらは明るい階段室の様子。階段の壁部分を段なりに利用して収納スペースが設けられているのが大きな特徴です。靴類や季節の物、お子様のおもちゃや趣味の物など、人数の多いご家族であっても十分な収納力となっており、簡単に整理整頓が可能です。扉を閉めてしまえば全てが壁となって隠れてしまうので空間がスッキリとし、またお客様が来た時も安心ですね。

廊下にも大きな収納を

こちらは子供部屋と廊下部分の様子です。変形の敷地に建つ住まいは、そのイレギュラーな形状ゆえにデッドスペースも多くなるので、限られた空間をいかに上手に使うことが快適な住まいのポイントとなります。この家は、お子様のための最低限の部屋を確保した上で、廊下部分にはウォークインクローゼットを設置し、スペースの効率化を実現しています。

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