イタリア流インテリアの作り方

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マンションやアパートなど集合住宅に住んでいる方にとっては、好みのインテリアを作るにあたってその”広さ”が一番の問題になることでしょう。しかし狭くても素敵なインテリアは作れます!今回は32平米のアパートを実例にした、イタリア流のおしゃれなインテリア作成術を紹介します!

幅がなくても大丈夫

間取りを自分で決められないのも集合住宅のネックですよね。スペースに幅がないという場合にも気にしないで、奥行きを工夫して使うのがテクニックです。 例えばソファは向かい合わせやL字型に設置したいところですが、ここでは広さと動線を確保するために全ての家具を壁際に配置して、二台あるソファも平行に少し位置をずらして置いています。奥行きが強調されて幅はなくても広々とした印象に。

一台二役

ソファは必然的に一台二役のソファベッドをチョイス。夜はリビングからベッドルームへと変身します。白やグレー、ベージュなどソフトな中間色で作られた快適な空間は、部屋の機能に関わらず違和感無く馴染みます。ソファの背後にはアイキャッチとなる木目の壁紙と照明をふたつ設置して、部屋のフォーカルポイントに。ベッドにした時にはヘッドボードの延長のように装飾的な見た目を引き立てます。ソファと窓の間に小さなデスクと棚を設置して、仕事や勉強ができるスペースとして利用。

小さくても可愛いキッチン

省スペース&フレキシブルさが機能的なスライディングドアで仕切られた先にキッチンがあります。装飾的なタイルの床が可愛いですね。一部をレンガの壁にして、その前に小さなダイニングテーブルを配置。北欧風のほっこりしたデザインのテーブルセットや照明が優しげで居心地の良いインテリアを作っています。ベースは白、そしてポイントで水色、差し色で黄色というように色を使い過ぎないのがポイントです。

コンパクト&実用的なキッチン

小さいサイズのキッチンは機能を集約した実用的なシステムキッチンで、スペースを最大限に利用します。また自然光を取り入れ拡散させるために白で統一します。道具はなるべく収納しいつもすっきりとした見た目をキープ。窓に設置された天然素材のロールカーテンがナチュラルな雰囲気をプラスしています。

コーナーを利用

こちらもかなり小さなバスルームです。シャワーは角に設置できるタイプで省スペース。日本のバスルームにはバスタブが必須という考えが主流ですが、ほとんどお湯を溜めて浸かることがないという生活なら思い切ってシャワーだけでもいいかもしれません。隙間に引き出し付きの洗面台を設置。床はブラウンのタイルで落ち着きと清潔感のある空間となっています。

洗面所

シャワー室から見たアングルがこちら。洗濯機は薄型タイプでこちらも省スペース。ドアを開いた時死角になる場所に設置されています。洗剤や衛生用品は全て引出しに収納して出しておかないことが、狭いスペースでは何より大切です。白い壁の一部を装飾的なタイルにすることで、他に装飾を置かなくても寂しい印象になりません。

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