皆さんは「プレハブ住宅」にどんなイメージをお持ちですか?今日紹介するドイツの建設会社Finger Hausが手掛けたプレハブ住宅を見れば、そのイメージが大きく変わるかもしれません!コンパクトかつ機能的な構造は日本の敷地にもぴったり。シンプルでエレガントなインテリアもとても心地良さそう。さっそく見ていきましょう!
こちらが外観。シンプルで飽きのこないファサードは万人に好かれるデザインです。勾配屋根はエントランス前のみ庇をより深く設定して、雨や雪など天候の悪い日も玄関を守り、より快適でスムーズな出入りを叶えます。前庭は石材を敷いて低メンテナンスに、ポーチは玄関を中心に左右対称に植生を配置することで、ちょっぴりクラシカルに。
こちらはコンパクトなリビングルーム。昨今は全面に開口部を取った開放的なリビングルームデザインが多くありますが、こちらは敢えて窓は小さめに。適度に閉じられている感覚が、巣にこもるようなよりプライベート感のある心地良い空間を作っています。ベージュやピンクベージュなどのソフトな色調に黒い家具が効いています。
キッチン&ダイニングは柔らかい色調のタイルの床、清潔感のある白いキャビネットとアイランド、そして窓から差し込む明るい光に満ちた空間です。キャビネットとアイランドは取手も装飾も無いミニマルなデザインですが、光を反射する艶のある表面、そしてところどころ使われている木材アイテムによって、シンプルかつ温かみのあるエレガントな雰囲気になっています。
こちらは小さな娘さんのための部屋です。壁の一面のみを鮮やかなピンクで塗ってアクセントに。大胆な色使いですが範囲が限定的であるのに加え、家具は白で統一、他の装飾品は少なめ&同系色にしているので、子どもらしいポップな可愛らしさがありつつも落ち着いた雰囲気です。子供部屋の作り方に参考にしてみて下さい!
主寝室は子供部屋とは大きく異なり、鮮やかな色は使わずオフホワイトやライトグレーなど中間色でまとめたインテリアです。一日仕事を頑張った心と体を休めるのにぴったりの空間ですね。柔らかく光を放つ間接照明をいくつか置いて、穏やかなリラックスタイムを楽しみたい寝室です。